お口を閉じているとき、舌はどこにありますか?
実は舌には正しい置き場所があります。
舌を正しい位置におくことによるメリットと
低位舌(ていいぜつ)の改善方法を解説していきます。
舌の正しい置き場所
舌には正しい置き場所があります。
上の前歯の裏側スポットと呼ばれる場所に
舌の先がついていること。
舌は根元の部分から持ち上げて
口蓋(うわあご)にピタっとくっついてるのが、理想です。
低位舌とは?
低位舌とは舌が正しい位置より、低い位置にあることをいいます。
舌に力が入っていないため、舌は持ち上がっておらず、
舌の先は、下の前歯の裏側に当たっている状態です。
舌を正しい場所に置くことによるメリット
- 口呼吸の改善
舌を舌を正しい位置に置くと口呼吸が改善しやすくなります。
低位舌だと、舌が下がって気道がふさがられるので、鼻だけの呼吸だと苦しいのです。
口呼吸は体やお口に様々な悪影響をもたらします。
→口呼吸による悪影響 - いびきの改善
- 無呼吸症候群の改善
- あごのたるみの改善
- むせにくくなる
- 歯並びが悪くなるのを防げる
舌の位置を改善する方法
舌は筋肉の塊で、できています。
筋肉というのは、使わないと低下していきます。
舌が低い位置にあると、筋肉が使われていない状態になります。
その状態から舌を正しい位置(スポット)につけておくのは、
何もトレーニングしてないのに、「腕立て30回してください。」と
言われているようなものです。
なので、まずトレーニングから始めると、自然と舌をスポットに置きやすくなります。
トレーニング方法
あいうべ体操をする。
- あーと大きく口を広げる
- いーと大きく横に口を広げる
- うーと唇を前に突き出す
- べーと舌の先をあごにつけるように下に伸ばす
一日30回を目指して、一回10セット毎食前に行うなど決めると習慣化しやすいです。
思い出したら行うのが効果的です。
まとめ
舌を正しい位置に置くのは、健康面からも、美容の面からもいいことばかり。
ぜひ舌を鍛えて、スポットに置くのを意識してみてください。