間接覆髄

歯に関すること


神経の近くまでむし歯を削ったから、セメントで一旦様子をみましょう。と言われたけど、
これで治療は終わりじゃないの?

どうして一回で終わらせてくれないの?
って思うかもしれません。

それはいわゆる、間接覆髄を行った状態です。
詳しく説明していきます。

どんな治療?


むし歯を削って神経が近い状態の場合
そのままインレーなどを入れると
痛みが出てしまう可能性が高い場合に
セメントを入れて、第二象牙質ができるのを
待つという治療です。

歯の構造は、外側からエナメル質、象牙質、神経とあります。

むし歯が象牙質の神経の近くまであり
削った場合、神経まで達していなくても
痛くなる可能性が高いです。
そうなると、歯の神経を取らなきゃいけなくなります。
神経に近くなればなるほど、その可能性は高くなります。
その場合に一旦セメントを入れて
数週間待ちます。

その間に新しい象牙質ができてくるのです。
(第二象牙質)
そうすると歯の神経をとらなくてすむようになるのです。

まとめ

早く治療を終わらせて欲しいと思うかもしれませんが、
長い目で見ると、間接覆髄を行い時間を置く
というのは、歯を長持ちさせるために
必要な治療なのです。

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