しみると知覚過敏とはよく聞くけど、
どういうものなのかお話していきます。
知覚過敏とは?
簡単にいうと、その名の通り、知覚(神経)が過敏になっている状態です。
冷たい、熱いなどの刺激を、神経が過敏に反応している状態のことです。
歯は三層構造でできています。
外側から、エナメル質、象牙質、神経とあります。
エナメル質が、日々のブラッシングや食事、
くいしばりなどの何ならかの原因で削れたり
歯肉が下がって、元々は歯茎の中にあった歯が
露出(出てきている)いたりすると、
エナメル質の下の層
象牙質は小さな穴がたくさんあいていて
神経まで、管のように繋がっています。
なので、象牙質の穴から
神経まで、冷たい、熱いなどの刺激が
伝わって、しみてしまいます。
エナメル質が削れたり、歯肉が下がっても
必ずしもこの症状が出るわけではありません。
すごくしみていたのに、次の日には治ってる。
なんてこともあります。
知覚過敏って病気?治療は必要なの?
知覚過敏は治療が必要な病気ではありません。
知覚が過敏になっているだけなのです。
しみるのを改善する方法
でもそうはいっても、しみる症状ってつらいですよね。
知覚過敏用の歯磨き粉は
知覚過敏に効果的な成分が入っています。
歯医者に行けば、しみ止めのお薬など塗ってもらうこともできます。